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ホワイトニングの色の後戻りを防ぐには?

後戻りとは?

 

 

後戻りとはホワイトニング後からある一定の期間おくとホワイトニングする前の色に少しずつ戻ってしまうことです。残念ながらホワイトニングには後戻りがつきものです。とくにオフィスホワイトニングは短時間で白くするため色の戻りが早く、後戻りを感じやすいです。

 

後戻りの原因

 

再着色による後戻り

 

歯は飲食などによって、いつも着色しやすい環境にさらされています。ホワイトニング後も時間の経過とともに、元の色へと戻っていきます。着色しやすい食生活を改善したり、セルフケアを工夫することで、後戻りを遅らせることも可能です。

 

再石灰化による後戻り

 

エナメル質はミネラル分の消失(脱灰)と再形成(再石灰化)を繰り返していて、この再石灰化の作用によって、元のような表面に戻っていきます。

 

後戻りを防ぐには?

 

 

ホワイトニングを定期的に行う

 

マスキング効果は防ぐことは難しいので改めて曇りガラス状にすることで白さを取り戻せます。
ホームホワイトニングジェルは冷暗所の保存でご購入から約2年間は使用可能ですので、気になったタイミングでホームホワイトニングをしたり、歯医者に来れるようであれば定期的にオフィスホワイトニングを行うなど、ライフスタイルに合わせてホワイトニングを追加で行うと白さをより楽に維持できるかと思います。

 

着色を促す飲食物を避ける

 

例えばコーヒーやワイン、カレーやミートソース、チョコレートなど色の濃い飲食物には着色の原因となるのでホワイトニングの直後は必ず避けたほうが良いでしょう。舌に色がついてしまうような食品も当然、一緒に歯にも着色をします。 タバコやお茶なども、ヤニや茶渋として歯に残りやすいです。

また、酸性度の高い食品も歯の着色を促します。主にお酢やスポーツドリンク、炭酸飲料などです。実は白ワインも酸性度が高いのはご存知でしたか? また柑橘系のフルーツも酸性度は高いのです。 ベリー系のフルーツ(ブルーベリー、ざくろ、さくらんぼなど)は色が濃い上に酸性度も高い着色の原因となる食品です。 しかし、いちごはリンゴ酸が含まれるため逆に歯を白くすると言われています。

 

自宅でのケア

 

たくさんの飲食物をあげてきましたが、全てを日々の生活から排除することはかなり難しいです。その為食事の後、少し工夫して過ごしてみましょう。

 

① すぐにうがいをする
食べたり飲んだ後、すぐに口をゆすぐことにより、酸性になった口の中を中和することができます。また着色の原因物質を洗い流すことも出来るため、一番手軽に実行できるおすすめの方法です。

 

② 30分経過後に歯磨きをする
すぐに歯を磨くと脱灰(エナメル質からリンやカルシウムが溶け出すこと)して脆くなってしまったエナメル質を傷つけてしまう為、歯ブラシはお食事後すぐではなく少し時間を開けてからの方が良いとされています。
ただし時間を空けて磨けない場合には、食後すぐにでも磨いていただいた方が虫歯や歯周病予防には効果的ではあります。

 

③ ストローを使う
飲み物はストローを使うことにより直接歯に付かないように飲むことができます。熱いお茶などは難しいですが冷たい飲み物の時はストローを使ってみるのも良いかと思います。

 

④ 歯磨き粉を見直す
歯磨き粉にもホワイトニング効果を持続させるような着色汚れに強い物もあります。日々の歯磨きをそういったホワイトニング効果のあるもので行うことで着色汚れを落とすのも白さを持続させる秘訣です。
ただし、市販で売られているホワイトニング向けの歯磨き粉は粗い研磨剤が入っているものが多く、使い続けることでエナメル質を傷つけてしまい逆に着色しやすい状態になってしまう場合があります。
安心して使い続けられる歯磨き剤を当院ではご紹介しておりますのでお気軽にお声がけください。

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